地下鉄で行けば気分はニューヨーカー?【キース・ヘリング展】の楽しみ方と散財の記録 #keithharing
- リリー
- 2024年7月18日
- 読了時間: 3分

福岡市美術館では7月13日(土)から9月8日(日)アンディ・ウォーホルやジャン=ミシェル・バスキアと共にカルチャーシーンを牽引し、国際的に高い評価を受けるアーティストキース・ヘリングをフューチャーした企画展【キース・ヘリング展〜アートをストリートへ〜】が開催されています。明るくポップな彼の作品は名前は知らなくても1度は見たことがあるはずです。今回の展示は日本未公開作品を含む約150点が集結!ヘリングのアートを存分に体験してきました。会場内は9割撮影OK!
ドラマチックに展開する展示空間

炎天下33度の大濠公園を通り抜け、平日13時ごろに入場。人がまばらでゆっ〜くりと鑑賞できました。

会場は、まるでニューヨークの地下鉄の駅にいるかのような空間や、ヘリングが尊敬するアンディ・ウォーホルとのコラボ作品、高さ6メートルの大型作品、暗闇で発光する作品など、ドラマチックに展開する展示空間が広がっています。

ヘリングのメッセージ

1980年代、世界を揺るがせたエイズによる合併症により31歳の若さで亡くなったヘリングは、アートを通じて「エイズ予防啓発」「LGBTの認知」「核放棄」「反アパルトヘイト」「差別」「暴力」など社会的・政治的な問題をテーマとした作品を制作し、アートで力強い社会的メッセージを訴え続けました。
今回の展示で一つ一つの絵に込められたメッセージを知って、ポップでかわいいだけではない、ヘリングの力強い感情やストーリーに触れたようでした。
音声ガイドもおすすめ

音声ガイドナビゲーターは、俳優の磯村勇斗さん。ガイドは30分。知らなかったヘリングの人生や作品について、磯村さんの落ち着いた声でガイドしてくれます。耳福。
グッズがめっちゃかわいい〜〜〜

お部屋に飾りたくなるポストカードにステッカー、並べたくなるマグネットにマグカップ、プレゼントしたくなるクッキー缶やコーヒードリップバッグ、公式サイトには載っていないお洋服もありました!散!財!
美術館なんて普段行かないし不安…な方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。今回の展示のポイントや展示構成を見ることができます。
【キース・ヘリング展〜アートをストリートへ〜】は2024年9月8日(日)まで!ニューヨーカーな気分になりたい方は地下鉄で行ってサブウェイ・ドローイングを鑑賞するのもオススメ。地下鉄の1日乗り放題の乗車券を提示すると、うれしい特典があるそうです。※物販散財注意だよ〜!
【キース・ヘリング展〜アートをストリートへ〜】
会期: 2024年7月13日(土)~9月8日(日)
開館時間:9:30~17:30 (金曜・土曜は20:00まで) ※最終入場は30分前まで
休館日: 毎週月曜日 ※8月12日(月・休)は開館、8月13日(火)は休館
会場: 福岡市美術館 2階特別展示室
観覧料:一般1800円、高大生1200円、小中生800円